今回は戦闘結果によるHP減少と、それを利用したノックを考えてみます。
公式を導くのは・・・偉大な先達がおられるので省略。
自分で発見じゃなくて、人が発見したものを確認・利用させて貰って、その上で戦略を考えている風なテイスト。そんな私のブログは基本的にいい所取りなのだ^^;
以下の通り。
★勝利時のHP減少
残存HP = 100 - ( 敗北側総防 or 総攻 / 勝利側総攻 or 総防 ) × 58
小数点以下切り上げ
★敗北時のHP減少
残存HP = ( 敗北側総防 or 総攻 / 勝利側総攻 or 総防 ) × 42 - 5
小数点以下切り捨て
この2式でHP減少の仕方は決まっている。
上の2つの式、被害兵数公式の所と同じく、式の形が似ている。
右辺同士、左辺同士で、上式 - 下式 をそれぞれ考えると・・・
勝利時の残存HP - 敗北時の残存HP =
100 - ( 敗北側総防 or 総攻 / 勝利側総攻 or 総防 ) × 100 + 5
式を整理&移項して、
勝利時の残存HP =
敗北時の残存HP - ( 敗北側総防 or 総攻 / 勝利側総攻 or 総防 ) × 100 + 105
ただし、上の式は誤差が2程度出る。
何故なら、勝利時の式では小数点以下切り上げ、敗北時の式では小数点以下切り捨て。
この2つの式を何の条件もつけずに組み合わせるのはそもそもおかしい^^;
だが上の式から分かるのは、
自分側が勝利しようが敗北しようが、
自分側の残存HPが分かれば、相手側の残存HPは想像できる
という事。そういう事実があるというのが大事なのだ。
こういう事が分かるとすぐにグラフや表を作りたがるのが私・・・w
HP減少の式より、残存HPの減り方を示したのが下のグラフ。
赤い部分は勝利時、青い部分は敗北時の残存HPである。
グラフがややカクカクしているのは小数点以下切り捨て、切り上げの影響である。
縦軸の数字がHP。横軸は自分と相手の戦闘力 (総攻or総防)の大きさの比である。
横軸が1の時に自分の総攻なり総防が相手のそれと一致。
1よりも小さい時は自分側が勝利。
1よりも大きい時には自分側が敗北の式となる。
勝利の時と敗北の時の境目は、
ギリギリ勝利・・・HP43残存
相手の戦闘力と自分の戦闘力が等しい=敗北・・・HP37残存
となる事が知られている。一つの目安として覚えておいて損は無い。
で、だ。
ここまでの話は相手の戦力を測る一つの指標となりえる事が容易に推測できると思う。
てきとーな部隊で相手に突撃、負けて帰ってきたとしても
自分側の残存HPを見れば、相手の総防が、自分側の総攻の何倍程度なのか想像が付く。
ただし。
上のグラフを見れば分かる通り敗北時のHP減少は、
圧倒的敗北であればある程HPの減り方が緩やかになる。
なので。この方法を用いるのはノック部隊のような微々たる攻撃力の部隊には向かない。
よって・・・2%キャップ剣豪部隊と組み合わせるのが非常に有効である!
ちなみに。
前回のグダグダな記事 (11/4) で挙げた実例だと、
協力者の話では剣豪部隊が帰って来た時の残存HPは7だったと聞いた。
それによると、上のグラフからすると・・・
大体剣豪部隊の総攻、14万の3.5倍程度 = 49万
50万前後が相手側の総防だとすぐ予測が付く。
最後に、おおまかにどれぐらいの残存HPならば相手の戦力がどれぐらいなのか
書き並べておく。
相手の戦力が自分の・・・
1/4倍 → HP86
1/3倍 → HP81
1/2倍 → HP71
1倍 - 1 (ギリギリ勝利) → HP43
ここから↓敗北
1倍 (ギリギリ敗北) → HP37
1.5倍 → HP23
2倍 → HP16
3倍 → HP9
4倍 → HP5
5倍 → HP3
HP0になるのは・・・7倍以上
HP5以下、4倍以上でこちらの兵が全滅。HPまで0になるのは更にそれよりも先なのだ。
※当たり前だが、兵全滅すれば武将デッキ落ちする。
そしてどうやらその時にも普通に武将をデッキから外す時と同じくHPは-5される。
なので・・・
実は上の目安で4倍よりも相手側の戦力が大きい時には
たとえHP4とか残ったとしても兵は全滅するので武将はデッキ落ち、
強制的にHP-5となりデッキから外されてHP0となってしまう・・・
よって、このHP減少の法則からでは相手側が自分の4倍より大きい戦力であった時にはどちらにしろ判別が付かないのである。
そしてどうやらその時にも普通に武将をデッキから外す時と同じくHPは-5される。
なので・・・
実は上の目安で4倍よりも相手側の戦力が大きい時には
たとえHP4とか残ったとしても兵は全滅するので武将はデッキ落ち、
強制的にHP-5となりデッキから外されてHP0となってしまう・・・
よって、このHP減少の法則からでは相手側が自分の4倍より大きい戦力であった時にはどちらにしろ判別が付かないのである。
興味深い内容でまた、非常に判り易い解説ですね。
返信削除ご質問させて頂いた点についても、理解出来ました。
有難う御座いました。
ただ1点
1倍 + 1 (ギリギリ勝利) → HP43
1倍 (ギリギリ敗北) → HP37
の部分ですが、勝利時の場合、1倍-1 なのではないのでしょうか?
ご指摘の点、確かにその通りですね。
返信削除訂正しておきました。教えて下さってありがとうございました。
たびたび申し訳有りません。
返信削除公式
勝利時の残存HP =
敗北時の残存HP - ( 敗北側総防 or 総攻 / 勝利側総攻 or 総防 ) × 100 + 95
の部分ですが、最後の(+95)の部分は(+105)
になりませんでしょうか?
うわぁ…… ホントにどうもです。
返信削除教えていただいて助かりますよ……
もう少し確認してから以後は投稿を……(^_^;)
おおw
返信削除素早いですねw
簡単な数字を入れて試算していたら、どうにも計算が合わなくて・・・・
良かったですw
11/4の記事ですが、最初のキャップ理論で剣豪が壊滅したから相手の戦闘力は約4倍云々がありましたが、なぜ約4倍と断定したのですか?
返信削除壊滅したのだから、「4倍以上」という表現ならわかりますが。
私は頭が悪いので・・・
匿名さん
返信削除匿名さんのご指摘、頭が悪いなどとんでもないです。
普通にいきなり約4倍という数字が出てきていますよね^^;
いきさつはこうです。
青字部分の訂正を加えるまで、記事協力者のデータを間違って使っていたのですがその時に剣豪部隊の兵数が3100だったのです。
で、3100引き連れていって2915、ほぼ全滅だったという事でおそらく相手側の戦力の1/4「程度」なのだろうと推測した、という次第です。
数字を3500に直してみると・・・あれ?? となるのは正しい感覚だと思います。
実際、この記事でHP減少という観点から見てみれば約3.5倍。かなり違いがあります。
もう少し分かりやすいように改良しておきます。
コメントどうもでした^^
返答ありがとうございます
返信削除私の勘違いでした
自分が壊滅=兵士が1人も残ってないと思ってました(^_^;)
初めまして、参考にさせて頂いてます。
返信削除ちょいと興味がありまして、自分なりに空き地攻撃をしてみました。
場所は、w33-56の13章10期です。
5年も経過し、運営が調節したのかと思われます。
その結果、敗戦判定での変動が有った様です。
敗戦時は切り捨てではなく、切り上げで計算が合います。
http://prnt.sc/evptaa
勝判定では、変動は有りませんでした。(切り上げのままです)