2011年10月27日木曜日

ノックを考える① ~ノック・アラカルト~

Excelでシミュレーションを考えている、という時点で何を隠そう私は理系な訳です。
なので、『戦国IXA』というゲームを数字から色々と考えてみたりもしてみたいなぁ・・・と。

今回はノックについて。
10ノック、30ノック、100ノック、最近では騎鉄30ノックなんてのもあるらしいですね・・・
種々のノックがあり、その結果を見て・・・

10ノックで9削れたからこれはソロで勝つる♪ 空き巣ウマーだぜ!
100ノックで削れたのは8って・・・おまえは盟主城かよ!

では、何故兵10を送って9削れるのか、その理屈?的な部分を考えてみた事はあるでしょうか?
今回はそういうお話を。
あまり数字をサラダみたく並べても仕方ない部分もあるでしょうし、なるべくイメージしやすいように書いてみます。

まず、戦闘での双方の被害兵数はどのように決まっているのか?
実はこれには公式が存在します。(某有名ブログの方が発見されたと聞きます。)
その式が、以下。
自分が攻撃側、相手が防御側だとします。そして自分が勝利した時を考えます。
※この公式は勝利時にのみ適用されるものです。
自分がその戦闘で失う被害兵数は、

0.4×(相手の総防 / 自分の総攻) × 攻め込んだ総兵数

ちなみに端数は切り捨てです。

ではこの公式からノックのあの結果は生まれてくるんですね?
・・・いいえ、そんなに素直ではありません。
この公式を大々的に使ってお話するのはまた別の機会です^^;


上の公式には但し書きが付いているのです。ある条件を満たす場合は特別扱いにする、と。
その条件は、言葉で書けば『彼我の戦力差が圧倒的である場合』。
きちんと書くと、
ⅰ.相手の総防が自分の総攻の4倍以上ある場合
ⅱ.自分の総攻が相手の総防の4倍以上ある場合
この2つの場合は公式通りにはなりません。どのようになるのかと言えば、
ⅰ. →相手の被害兵数の上限は、自部隊の総兵数。
ⅱ. →相手1兵たりとも残らぬ全滅。

ノックの場合、多くの場合は兵10とか兵30とかで敵城へ向かって突撃する訳です。
相手はそれなりの防衛ラインを敷いています。大抵の場合その1/4の攻撃力になんて到底届きません。
ほとんどの場合は条件ⅰ.に当てはまります。
つまり、ノックの場合は普通、

防御側で削れる人数は自分が送り込んだ兵数以上になる事は無い

もし兵10ノックで12削れたりしたら、そのノック部隊の攻撃力の4倍にも満たない防衛、という事になりますね・・・まぁ普通はなかなか無いですね。
ただし。後述しますが、このノック人員に単体で非常に強い攻撃力を生み出す剣豪とか混ぜると話は変わってきたりします。
当たり前なお話の確認だけでpart1終了です(笑)

・・・何故そんな人を馬鹿にしたような内容を堂々と記事に出来るんだ、ぇえ!?
そんなの何度もノックしてりゃわざわざ公式とか使わずとも自明なんだよ! ・・・と。

ところが、上の太字はこうも解釈できるんですよねぇ。
たとえ相手の総防が自分の総攻よりも4倍以上、つまり自分の攻撃部隊が弱々しかったとしても
“要領の良い”部隊ならば
「最大で自分が送り込んだ兵数ぐらいは相手の兵数削れるよ」
と。
これが『剣豪キャップ』と呼ばれる理論なのですよ。これも後ほど・・・

- 脱線 - 廃剣豪の恐ろしさを考える
上では書きました。「兵10とか兵30では相手の総防の1/4になんて届きはしない」と。
だがしかし。
廃様の★4剣豪部隊とかだと兵1ずつ積んで総兵数4でも
相手の総防が自分の総攻の4倍以上にならない、みたいな事態も出てきます。
例えば、相手が長槍1万人で立て籠もっていたとしましょう。(率いている武将個人の防御力、統率、スキル等一切無視、一般長槍兵が1万人ぞろぞろいる状況を想像して下さい。)
この時の相手側の総防御力は1万×(長槍1兵の攻撃力16)=16万です。
この時、攻撃側で剣豪レジェンド部隊に長槍を1ずつ乗せて、4剣豪で総攻が4万以上になったりすると・・・公式の適用範囲内になります。
相手側から上の公式を書き直せば、

0.4×(相手の総攻 / 自分の総防) × 受け側の総兵数

となります。
今回の場合、例えば長槍兵1を積むだけで2万の攻撃力を叩き出す剣豪4名の部隊、
総攻8万の剣豪部隊でこの防御の中に突撃したとすれば、
防御側が被る被害兵数は・・・

0.4×(8万/ 16万) × 10000 = 2000

総兵数4の剣豪部隊相手に2000もの被害を喰らうことになります。
・・・これは、レジェンド部隊の将攻スキルが一切発動しない、という仮定の元のお話ですよ・・・?
大抵、そんなスゴ―な剣豪部隊をお持ちの方ならば新陰流とか剣豪将軍、あまつさえ剣聖なんて怖ろしいスキルをこれでもかと叩き込まれていたりするものです。
そうすれば、剣豪部隊の攻撃力は2倍、下手すれば3倍以上になったりします。
それを想像すれば・・・君子危うきに近づかず・・・

4 件のコメント:

  1. 自分も無課金プレイヤーです(19+20)。参考にさせていただきます!

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  2. コメントありがとうございます。
    私は文章では随分と偉そうなこと書いていますが、実際はこういう理論はあるんだな、ということは知りつつも……ゴリ押しも多々w
    少しでも参考になれば幸いです^^

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  3. 被害兵数の公式
    0.4×(相手の総防 / 自分の総攻) × 攻め込んだ総兵数=失う被害兵数

    相手側から上の公式を書き直せば、

    0.4×(相手の総攻 / 自分の総防) × 受け側の総兵数=防御側の被害兵数

    と書かれていますが、ここが理解できません。

    どうしてこのような書き換えが可能なのでしょうか?

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