防御側で削れる人数は自分が送り込んだ兵数以上になる事は無い
改めて・・・当たり前じゃーないかw
ムダに長々書いてしまうのは悪い癖です。
今回は、ノックについての肝心な部分。
『どうやって被害兵数は分配されているのか?』です。
例えば・・・兵10ノックをすると、兵7削れた。
この堅さだと・・・ソロでは正直騎鉄使わないとしんどい感じかな? と考える。
多分2部隊フル近くは配備してあるか・・・
私だとこんな感じ。非課金な私にとって騎鉄なんてそう数は無い。まぁスルー(笑)
ところで、相手方の兵7の削れ方はどうなっているのだろう・・・
自然に第一感で考えてみると。
・勿論強い武将が率いる兵の方が削れにくい仕様になっているのではあるまいか?
→弱い武将に被害が流れ易いのではなかろうか
・かと言って1武将から7だけ零れて行く、という感じでも無い気が・・・
→ある程度は均等に被害は割り振られていた方が自然だよね
結論から言えば、上の2点の感覚はそれなりに間違ってはいない。
言葉で言えば、防御側では
各武将の防御力の、総防御力に占める割合の逆比で被害は分配される
言葉ではイメージしにくいかもしれない。簡単な例を示すと・・・
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相手が4武将1部隊で拠点を防衛していたとする。(全員が長槍ALLで防衛。)
ここに自分が将攻2000で槍統率がBの武将に槍10を持たせてノックを出した。
相手の4武将1部隊の構成はこのようになっているとする。
武将A:将防2000&長槍3000 槍A
武将B:将防1500&長槍2500 槍B
武将C:将防1500&長槍2000 槍C
武将D:将防2000&長槍1500 槍A
総兵数9千
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かなり実際っぽい感じにしてみました(笑)
まず、各武将の防御力を計算。
武将の防御力の計算は、
(将防+指揮兵数×兵科防御力)×統率
で求められる。(攻撃力も同じ)
そうすると・・・計算式は書かないが、それぞれの武将の防御力は
武将A:52500
武将B:41500
武将C:31825
武将D:27300
となり、総防御力はこれの総和の153125となる。
対して、自分のノック部隊は、(2000+10×16)×1=2160の攻撃力である。
・・・ここまでは準備。正直どうでもいい。リアルさを追求したから発生した手間^^;
次に、いよいよ被害兵数の分配を考える。
まず、公式の適用範囲かどうかを考える・・・までもなく、彼我の差は明らか。
どう見ても相手の総防は自分の総攻の4倍以上。自分側は全滅確定である。
さて、相手側はどうか。
相手が最大で喰う被害は兵10まで。
これはもう判明している。
0.4×・・・云々の公式で計算してみると、相手の被害は50ちょいぐらい出るはず。
(これ以上数式増やしても何なので途中式省略w)
これが10に圧縮されるのである。
ちなみにこの「公式から予想される相手の被害兵数」が自分が率いていった兵数よりも少ない場合、
例えば自分が兵60ノックとかをしていてこの結果だとすると、公式通り相手側は兵50ちょい削れる。
この辺りは私も確かめてみた。
なので、公式の例外とは言っても
削れる兵数の上限が定まっている場合があるというだけで公式が使えない訳ではない
のである。
さて、『各武将の防御力の、総防御力に占める割合の逆比』とやらを計算する。
武将A: 52500/153125 = 0.342857 (約34.3%)
武将B: 41500/153125 = 0.27102 (約27.1%)
武将C: 31825/153125 = 0.207837 (約20.8%)
武将D: 27300/153125 = 0.178286 (約17.8%)
この数字の逆比なので・・・
武将A: 1/0.342857 = 2.92
武将B: 1/0.27102 = 3.69
武将C: 1/0.207837 = 4.82
武将D: 1/0.178286 = 5.61
で、上のこの数字がお目当ての数字。
この数字の比率通りに兵10の被害を分配していくのだ。
計算の過程はそんなに気にしなくていい。サラッと流して下さればいい。
ただ、この比率のイメージだけは覚えておくと少しIXAを理系プレイしている・・・ような気分になれる(笑)
強い武将ほど防御力が強い→総防御力に占める割合が大きい→その逆比を取れば数字は小さく
弱い武将ほど防御力が低い→総防御力に占める割合が小さい→その逆比を取れば数字は大きく
・・・で、ちょっと待てよオイ。
上の数字の比率通りに兵10被害を分配していくと、どうして兵7とか6とかみたいなノック結果になるの?
フツーに兵10削れるんじゃね?
そう、そこが問題。そしてここがノックの根幹。
その答えは、
比率通りに兵10を割り振ってみて小数点以下を切り捨てしているから
このイメージを分かっていなくてノックノックしている方が多い気がするのだ。
ノック結果は、ノックに使った武将の攻撃力+積んだ僅かな兵達が頑張って相手の兵を7なり6なり削ったのではない。
兵をマトモに削るほどの攻撃力、即ち0.4×・・・云々の公式の適用範囲の攻撃力になんてはなっから届いていないのである。
ただただ、内部の数値処理の結果切り捨て成分が欠けたのがノック結果!!
これが真実。
ちなみに上の例の場合を最後まで計算すると、それぞれの武将が受ける被害は、
武将A: 2.92/(2.92+3.69+4.82+5.61) ×10 = 1.71 →切り捨てて1
武将B: 3.69/(2.92+3.69+4.82+5.61) ×10 = 2.16 →切り捨てて2
武将C: 4.82/(2.92+3.69+4.82+5.61) ×10 = 2.82 →切り捨てて2
武将D: 5.61/(2.92+3.69+4.82+5.61) ×10 = 3.29 →切り捨てて3
つまり、兵10ノックで兵8削れた、となる訳である。
あともう一つ気付いて欲しい事。
それは上の式でも分かる通り、この場合は
自分側の攻撃力に関係なく削れる兵数は決まっている
事である。
下に2つの空き地攻撃報告書を貼る。
それぞれ、★6-0511に兵10を積んで突撃した結果なのだが、
前者は★0Lv0、新品無印の平手さんに兵10を積んだ場合
後者は★1Lv18の攻撃振り剣豪塚原さん(私、★2剣豪持ってなーい♪(笑)に兵10積んだ場合
の結果である。
両方共に、防御側の総防の1/4の攻撃力に満たなく、
かつ計算上「公式で相手側が削れる兵数」が自分が率いていった兵数よりも多かった場合
ならば、どんな武将に兵10積ませようが結果は変わらないのである。
この、「公式で本来相手側が削れる兵数」を「相手側の兵被害の限界点」とか言ったりするのである。
ここまでの話をまとめると・・・
①まず、ノックしに行った部隊が相手の総防の1/4以下の攻撃力なのかどうか?
NO → 0.4×・・・云々の公式がそのまま適用されて勝敗&削れる兵数は決定。
②YESの場合
自分の率いていったノック兵数が相手側の兵被害の限界点より少ないか多いか?
多い→公式適用。
少ない→自分側の攻撃力に関わらず相手側が削れる兵数は自分のノック兵数以下。
どの段階でも、内部で切り捨て処理が行われる。
これがポイントである。
・・・part3に続く。
なるほど
返信削除自分側の攻撃力に関係なく削れる兵数は決まっている
返信削除これは知らなかった^^
最初にこの事実を見つけた人、というのは本当にすごいですよね……
返信削除はじめまして
返信削除質問いいですか?
例えば自分が兵60ノックとかをしていてこの結果だとすると、公式通り相手側は兵50ちょい削れる。
とありますが公式は勝利時のみ適用と書いてありますが
60だと負けると思いますが公式からの計算を使うんでしょうか?
匿名さん
返信削除コメントどうもです
それは、上の公式が『被害兵数を決定する式』だからです。
自分(攻撃側)が兵60でノックをしに行って
それに対する『相手』(防御側)の被害を考える、という形の話ですよね?
なのでこの図式では『相手側の被害兵数』を考えているので
相手側からみてこの被害兵数公式を使う事になる訳です^ ^