2011年10月29日土曜日

ノックを考える③ ~「切り捨て」について~

さて、part2読んでみてどのような感想を持たれました?
まぁ極論言えば、こんな論理など考えずとも・・・別に勝てる時は勝つる! そうできている(笑)
いくらノックを考えても居留守されればそれまでな訳で。
かくいう私も散々居留守・地雷を踏んで来て、もう最近の合戦は地雷原の野原を散歩するが如く・・・
でもま、相手の戦力分析が出来ると勝ちが近くなるのは事実な訳で。
そのためにノックはあるのですから。

今回は、前回のお話を踏まえて改めてノックの意味を考えてみます。

ただただ、内部の数値処理の結果切り捨て成分が欠けたのがノック結果!!

※注意
重ね重ね言いますが、このお話が通じるのは以下の条件を満たす時のみ。
・相手の総防が自分のノック部隊の攻撃力の1/4より上だ。
・0.4×・・・云々の公式(これからは・・・被害兵数公式とでも呼びますか。毎回この呼び方はキツイw)に当てはめて相手側の兵被害の臨界点が自分が率いていったノック兵数よりも多い。


じゃあ・・・そんなに信頼とかできなくないか?
ただ内部で小数点以下をスッパリ落としてみたらこうなりました、その結果がノック。
それを見てどう敵の戦力が分かるのかよ? と。
・・・実は、十分分かるだ。

考えてみて下さい。
前回やったように、内部処理としては各武将に対してそれぞれ被害兵数が計算され、
その結果、切り捨てが起こっている。
つまり、配置されている武将数の数だけ切り捨ては起こっているのです。

10ノックで6削れた、という場合と、10ノックで8削れた、という場合。
さてどちらがより多くの「切り捨て」が行われたでしょう・・・?

このぐらいの差だと分かりにくいですかね。
では、極端な場合として盟主戦をイメージ。

とある盟主城に25部隊100武将が籠城していました。
ここに兵10ノックをかけました。
さあ結果はどうなるでしょう?

内部では100武将毎にそれぞれの防御力が総防御力に占める割合を計算し、
その逆比を出して・・・
例えば100武将が均等に総防御力の1/100ずつ受け持っていたとしたら。
兵10の被害をそれぞれに割り振ると、1武将あたりo.1兵減る事になる。
で・・・全て切り捨て。誰も1兵も減らない。
というか、そんな仮定をせずとも1武将あたり平均0.1兵減る、という状態である1武将だけ兵1.0以上減る、という事は周りの武将と比べてその武将の防御力は約1/10以下という事に。
そんな極端な状況は兵1加勢が混じっていたりしなければ起きませんよ。
つまり、ほぼ確実に兵10ノックしても兵1も削れなかった、という状態になる訳で。。

あ、少し寄り道すればこれの逆を行くのが、実は地雷作りに使えるテクニックの一つの『自動地雷』。
あえて周りの武将よりもどうしようもなく防御力が低い武将を部隊の中に混ぜておく。
これは相対的に低ければいいんです。
そして、その落差は大きければ大きいほどいい。その武将に損害が集中しますしね。
つまり、自動地雷は武将の質が揃っている方ほど威力を発揮する。
更に言えば、もし兵10とかで『自動地雷』を作っていても兵100でノックしてきて兵10以上溶けてしまうとその武将はドロップアウト。どれぐらい兵を乗せればいいのかも微妙なバランスではある。。
と、閑話休題。
ちなみに『避雷針』も上の話に近い理論。
理論から理解していけば、こういう話は実は誰でも納得できるものです。
勿論、最初にそれを見つけた方は凄いですが。

随分脱線しましたw
結論を言えば、まず第一のノックの意味は、

①一種の防御側の武将数を数える行為である。

平たく言えば・・・
より武将数が多い方が「切り捨て」回数は多くなる。すると、その分削れる兵は少なくなりやすい

兵10ノックをして、どれぐらい削れれば何武将いるのか?
以下ではこれをもう少し具体的に。

例えば4武将で守っている所に兵10ノックをした場合、最も削れにくい理想の場合の一つはこんな感じ。
武将A:0.99 →切り捨て0
武将B:0.99 →切り捨て0
武将C:0.99 →切り捨て0
武将D:6.97 →切り捨て6
つまり、1部隊4武将で守っている拠点に兵10ノックをした場合、
理論上どんな貧弱な武将に兵10積んだとしても

兵6以上は必ず削れる

まぁ実際的には武将D以外が全て0.99近傍なんていうゾロ目はあり得ない。
よって、兵7以上はほぼ100%削れる、と思って間違いは無いですな。
10ノックして削れた兵数が6以下ならば確実に複数部隊で籠っている。
これが、10ノックで6以下しか削れない場合はソロなら見送れ、の真の意味なのです。

初見の方がここまでを理解するのはかなり混乱するかもしれませんね。。^^;
と言うか書き始めると書くこと多過ぎ・・・複数兵科で守っている場合の話とか、避雷針の話、兵被害の臨界点についての話etc・・・どんだけ続くんだよ(笑)

part4へ・・・

2 件のコメント:

  1. いつも色々と本当にありがとうございます。
    ハイドさんブログオープンおめでとうございますm(_ _)m
    これは私含めIXAユーザーにとって、非常に関心の高いブログになること間違いないと思います。
    以前からハイドさんと、らんだまさんがブログオープンしたら、喜ばれる方多いだろうと思っていましたが、あれこれさんの様な方がということで、うちでもさっそく紹介させて頂きます。

    そういえばハイドさん記事に書かれていましたが、無課金プレイされてるので、そういう意味でも無課金の方にもやさしいブログになること間違いなしだと思います。このブログツイッターに連動しているか分かりませんが、ツイッターに連動投稿できるなら、そっちも情報発信して頂けたらと思います。最近IXAは以前ほどの勢いがないので、IXAを知らない方にも興味持っていただける内容になること間違いないです。

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  2. 筆者様、来て下さってありがとうございます^^
    そうまで言って頂けると・・・照れますが^^;
    らんだまさんがブログを書いたら・・・さぞ目から鱗な情報盛り沢山なのでしょうね・・・見てみたいです。
    私も色々抜けている所があるので・・・書いた考察が全て正しいかどうか、これからは自分のブログを持ったのですからより考えて記事を書いていこうと思います。
    数字はなるべく控えようと思ったのですが・・・さっそく計算全開。。その方がまぁ私っぽい気もしますがw

    またいらして下さい~^^

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