0.4 × ( 攻撃側の総攻 / 防御側の総防 ) × 防御側の総兵数
という式が、如何にして
0.02 × 攻撃側の総攻 = 兵被害の限界点
になるのか?
その隙間を埋めるのがpart5の後半であるが・・・ややくどくど長かったので隔離しました^^;
左辺だけ少し変形して、
0.4 × 攻撃側の総攻 × (防御側の総兵数 / 防御側の総防)
「防御側の総兵数 / 防御側の総防」という部分に注目。
もし、防御側の総防 / 防御側の総兵数 なら
『兵1あたりどれぐらいの防御力を発揮しているか』を表している数字になる。
この数字にターゲットを絞る。
この数字を決定している要素は・・・
・兵科の防御力
・武将の統率
・武将の将防
・武将のスキル発動の有無(更に言えば、部隊単位での部隊スキルの有無)
・攻撃側の部隊構成による3すくみ補正
・拠点自体の防御補正
・拠点自体の防御補正
これだけある。
しかもこれらは各武将毎に細々設定されていて、全体としてはその平均という形で出てくる。
限りなく面倒である。。
これを個々の場合で細かく見積もるのは・・・限りなく非現実的である。というか不可能。
だから。ここからは凄まじく大雑把に行く。
数字の大きさを大まかに決めているのは上の5つのうち、どれか? それは・・・
・兵科の防御力
・攻撃側の部隊構成による3すくみ補正
主にこの2つではないか。
トップランカーみたく凄まじい廃スキルを並べればスキル発動でも相当な差は出るが・・・これは言い出せばキリが無い^^;
上の2つ以外は・・・この際面倒だしスルー。とりあえずこの場は見なかった事にw
兵科の防御力・・・
精鋭が15。長槍が16で、長弓17。武士18。弓騎19。赤が20で、鉄砲26だっけ?
って事は・・・全武将見渡せば個々のこれらの値を平均するんだから・・・
鉄砲ばっかりで防御すれば26。中級兵平均は16。上級兵平均は19。
上級兵&一部中級兵、そして鉄砲を少し。これぐらいな配合なら、ざっくり20ぐらいになる。
3すくみ補正は・・・
防御側が槍ALLで相手が弓ALLで攻めてきた、みたいな極端な場合はまずは考えない。
ついでに絶対に2倍~0.5倍の内側なのはどんな場合でも確か。
ちなみに、以前バランス防衛だとそれ自体で1.166倍の補正がつく、みたいな話があったが・・・
ざっくり等倍でまずは行こう。そもそも補正を掛ける元の値、兵科防御力もざっくりてきとー。
そこで1.1倍がどうのと議論するのは相対的にあまり意味が無いと思うんだ。。
おまえ、そんなアバウトなのは流石にダメだろ・・・IXA舐め過ぎだろ・・・
そういう細々した部分をきちんと筋道付けるのが考察なんじゃないの?
ごもっともなのですが・・・
当たり前な話、ノックをするのは相手の防御に探りを入れたいからする訳で。
そもそもに相手の総兵数とか総防をそう簡単に推測・目測を付ける事ができればノックなんてしなくても良いんですよ。
一通り言い訳をした後で。
ここまでの荒っぽい近似で、
「防御側の総防 / 防御側の総兵数」は大抵20ぐらいだろう、と目星が付いた。
ここの部分が実はほぼ一定値、定数だとみなすことが出来るというのが大事な点。
式に代入。
すると・・・「防御側の総兵数 / 防御側の総防」 = 1/20。
これに0.4を掛けて、0.02。
よって・・・被害兵数公式は
0.02 × 攻撃側の総攻 = 兵被害の限界点
と。つまり、相手が標準的に防御してきて、兵科に偏りが無ければ、
こちらのノック部隊の攻撃力の約2%が相手の兵被害の限界点だ!
と落ち着きました。
◆ ◆ ◆
あと・・・上の荒っぽい近似の数々の弁護をするならば・・・
まずさっき導いた(?)20という数字が多少変わっても、それの逆比を取って更に0.4倍されて被害兵数公式に適用される。よって、かなり影響する範囲は小さくなるのである。
この20という数字、当然ユーザーによって差が出る。
「兵1あたりどれぐらいの防御力を発揮しているか?」
という意味の数字なので、当然強いユーザーであればあるほどこの数字は大きくなる。
フル鉄砲で防御すれば、兵科の防御力26。これに将防分や、統率。防御スキルの恩恵を考慮。
その結果20の倍の40になったとしても。
40の逆比は1/40。これを0.4倍して・・・0.01。「約2%」の部分が「約1%」に変化する程度の差しか付かないのだ。
最後に、くどく繰り返すが『ノック部隊の攻撃力の2%』という条件はあくまでも上のようなアバウトな仮定に基づく目安。
より厳しい条件、例えば「1%」で考えれば更にノックの適用可能範囲は広がる。
以下に示すグラフは、「防御側の総防 / 防御側の総兵数」の値(横軸)と、その時のパーセンテージ(縦軸)の関係を表したグラフである。
グラフの青線の下側の部分ならばノック成立である。参考に。。
