お寿司屋でビールを呑み過ぎた結果、わさびが胃の中で化学反応を起こして悪酔いしました。
頭痛と眩暈と涙腺が止まらず、酔いが引くまで、ブログを暫くお休み致しますm(_ _)m
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もうそろそろ、日も落ちてくる頃。
一向に衰えない、アスファルトから昇ってくる熱気と湿度。
蒸し暑さから逃れるように、暖簾をくぐる。
寿司処「なごみ」。
私達が来ると、決まって全員に生を一杯ずつサービスしてくれる気前のいい店主。
何か困りごとがあれば、とぼけているようでちゃっかりお話を聞いてくれて。
落ち込んでいた時には、バカ話をして励ましてくれて。
そんな店主だからこそ、集合もかけないのに自然といつものメンバーが集まる。
寿司にビールはどうなんだ、というのはさておき。
店主のおススメはその日の朝に水揚げしたものを直に仕入れる自慢の本マグロ。
これがまぁ蕩けるように美味い。冷えたアルコールがグイグイ進む。
ここで毎回バカ話をして、気分が良くなったら帰るのが小さな楽しみだった。
ある日のこと。
毎度の通り、いい気分のほろ酔いムード。そこで、ちょっとした喧嘩が始まった。
店主の握るまぐろといか、どちらが一番美味しいのか、なんてお話。
はじめは、やんややんやと騒いでいるだけだったのですが。
いつのまにか本格的な口論に。収拾がつかなくなって、何故か店全体を巻き込んで、多数決でどっちが勝ちかを決めようというよく分からない展開に。
おろおろする一同。なんだかよく分からない流れだが、仕方ない。
幹事らしき人物が挙手を募った結果、15対5でまぐろ派が勝ったのでした。
ところが。
ここで、お話は収まらなかったのです。
「この多数決には店主や他の職人たちもが参加しているじゃないか。店の人間ははじめっからまぐろ派だろうに。デキレースだ!!」
いか派の一人が怒って店の外に飛び出していってしまいました。
場に残る何とも言えない気まずい沈黙。
気が付けば、同席していた私の上司もいつの間にかいなくなっていました。
いか派はまだ多数決の結果に文句があるようです。
まぁ・・・民主主義な世の中。納得できないときは話し合うしかないのかな・・・
お酒を醒ましながら、冷静になって今の多数決で何が悪かったのかを話し合うことにしました。
“別にさー、どっちも美味しいんだからどっちだっていいじゃん?”
内心そう思っていた私は、いか派の人の気持ちを真剣に考えていなかったのかもしれません。
その時。店主が急に立ち上がって一喝。
『いい加減おまえらに付き合うのも疲れたわ、多数決がどうだ、うだうだうるせぇ。
俺のまぐろが美味しく食えないって言うなら全員出て行ってくれ!』
場がシーンとなって・・・
「店主の握るまぐろは最高だよ。飛び出していっちゃったやつがいたのは、申し訳ない。不慮の事故だった。お代はとりあえず全員で割り勘して、今日のところは帰ろうぜ?」
上司に後でメールしてみたら、心配をかけてすまない、まだ酔いが覚めないから時間が欲しい、とのことでした。
その後、寿司屋「なごみ」に行っても、店主はなかなか店に出てこなくなりました。
上司も、なんだか元気がない。。
私自身、いつも世話になりっぱなしで、頼りっぱなしでしたし。。不安で仕方がありません。
店主にはあの後、「あの場で多数決を取っていた通り、私たちはあなたの握るまぐろが大好きなのです。イカだって嫌いではありませんが、店主のまぐろが食えないというやつはこれからは連れて行きません。これからも美味しいお寿司を楽しみにしています」と伝言をしておきました。
その一週間後、突然店主から手紙が届きました。
「俺は店を畳むことにした」
何があったのかいぶかしがる私を、店主は店に呼んでくれました。
席に着いた私に、
「おまえらは、これまでずっと俺の寿司を美味そうに食べてくれた。
そういうメンバーだからこそ、生の一杯ぐらいはサービスしてやってたんだ。
それが、今はなんだ? おまえらが微妙な顔で俺の自慢のまぐろを食べているのが、なんだかイライラするんだ。おまえがあの場で、不慮の事故だなんて言い方して、いか派の人間を追い詰めたんじゃないのか? おまえ、あのメンバーのことを本当に大事に思っているのか?
俺にはそうは思えんな。そういうやつが来る店なんて、やってても楽しくない」
そう囁いた後・・・いつものように出してくれたジョッキは、黒ビールでした。
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各種シミュレータの更新も暫く止まると思いますが、気持ちの整理ができましたら再開します。
暑い日が続きますので、体調管理はくれぐれも注意してくださいね。皆様のご健勝とご多幸、そして益々のくじ運と合成運をお祈りしております。ビールの飲み過ぎは、ダメですよ。。